平成25年1月北海道神宮にて「関与先企業の発展」を祈願してまいりました。
当事務所は昭和63年4月に開業いたしました。開業当初は関与先企業も蓄えもなく、新聞配達のアルバイトをし、生活を支えていこうかと考えておりました。そんなおり、私が通っておりました大栄税理士学院で夜間の所得税講師のアルバイトをしないかとのお誘いがあり早朝のアルバイトではなく夜間のアルバイトで、まずはスタートいたしました。 記念すべき開業初年度の事業所得は60万円で、まことにつらい第一歩でした。
開業して間もなく職員とともに初めて新年の参拝に北海道神宮へ出かけ、本殿にて祈願いたしました。受付で願意を問われ、何も考えず「商売繁盛」「所内安全」をお願いいたしました。いざ神主さんが祝詞を読み上げられた時に身が縮むほど恥ずかしい思いがしました。「商売繁盛」という言葉に一人よがりで思い上がった自分を見てしまった気がしたからです。職員も同じ思いでありました。それまで関与先の拡大が最優先課題で無我夢中で取り組んでおりましたが、この時、「あるべき会計事務所とは」という命題を考える時間を頂いたと思っております。その後も毎年、仕事はじめにみなで北海道神宮に出かけ、「関与先企業の発展」「所内安全」を祈願し、「あるべき会計事務所」に少しでも近づけるよう気持ちを新たに職員一丸となって取り組んでおります。
関与先企業、金融機関、ご協力いただいている社労士・司法書士・弁護士の皆様などからたくさんの応援をいただき今日に至っております。
昭和53年3月 小樽商科大学空手部卒業
北海道学生選手権新人戦準優勝 これが最高の戦歴です
昭和53年4月 ヤマハ発動機㈱ 北海道ヤマハ 漁船課勤務
浜益から島牧までの日本海側がテリトリー
漁師さんのところへ夜討ち朝駆けの営業
昭和54年10月 本社人事課へ転勤
給与係担当 社員1万人の給与計算を女性スタッフ8名とともに担当
春闘のときは、団交で徹夜の連続 賃金テーブルの作成に苦慮
昭和58年7月 ヤマハ発動機㈱ 退社
家内と「北の国から」を見すぎ里心がつき、一大決心
税理士受験勉強 簿記3級から開始
昭和59年10月 公認会計士事務所勤務
関与先での月次巡回のいろはをたくさん勉強させていただきました
昭和62年12月 税理士試験合格
昭和63年4月 松井克彦税理士事務所を開業 同時にTKC全国会入会
現在に至る